持たざる者ドムドム、本を読む

『持たざる者こそ本を読め』をモットーに、本の紹介をしています

人生を変える13文字の魔法の言葉『なぜベストを尽くさないのか』 自分を奮い立たせたい人におすすめの本

掲載日:2025/4/6

 

人生を変える魔法の13文字を紹介しよう!

「なぜベストを尽くさないのか」

自分に向かって唱えれば、どんな困難もたちどころに吹き飛んでしまうだろう。

 

こんにちは。ドムドムです。
読書と本の収集が趣味の、本が大好きな私が、
「面白い!」
「悩みや疑問と向き合えた!」
「新たな知識の扉が開いた!」
と感動したおすすめの本を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

今回紹介する本は、

上田次郎のなぜベストを尽くさないのか』です。

 

本のタイトル「なぜベストを尽くさないのか」から、どんな内容の本を思い浮かべるでしょうか?

「有名な学者が書いた”自己啓発本”」を想像されると思います。

 

しかしこの本は、テレビドラマの「TRICK」に出てくる、自称天才物理学者である上田(日本科学技術大学教授)が書いた本です。

TRICK概要

TRICKは2000年~2014年に放送されたドラマです。

ドラマ3シリーズ、劇場版4作品と14年にわたり放送され、人気を博しました。

内容は、仲間由紀恵が演じる”天才マジシャン”・山田と、阿部寛が演じる”日本科学技術大学教授”・上田のコンビが、インチキ霊能力者が起こす超常現象を解き明かす、ミステリードラマです。

ギャグ要素が満載で、山田と上田のやり取りは最高に面白いです。

ギャグだけでなく、トリックが精密に練られていて、展開にドキドキ・ハラハラします。

私はTRICKの大ファンで、ドラマ・劇場版のDVDを集め、いまだに時々見ています。

 

超常現象の依頼人(大抵は○○村の村人)がこの本(なぜベスと訳します)を片手に、超常現象解明のスペシャリスト上田教授に会いに来るところから、その日の物語が始まります。

 

ドラマに登場する本が、現実で本当に発売された!というのが本書『なぜベストを尽くさないのか』です。

 

天才物理学者である上田教授が、「今まで尽くしたベスト」がありありと紹介されています。

TRICKを見たことがあれば思わずニヤリとするネタが散りばめられているので、TRICKファンにおすすめの本です。

見方によっては?示唆を与えてくれる言葉や行動哲学が満載なので、TRICKを知らない人にも役に立つ、おすすめの本です。

 

 

 

 

◆目次◆

 

本の概要

 タイトル:日本科学技術大学教授 上田次郎のなぜベストを尽くさないのか

 著者:上田 次郎

 

 

人生を変える魔法の13文字

本のタイトルである、

「なぜベストを尽くさないのか」

この言葉は、いかなる時でも自分を律し、向上心を鍛えてきた上田教授が、困難に直面した時に自分を奮い起こす際に唱える、魔法の言葉です。

(39代アメリカ大統領”ジミー・カーター”の自伝『WHY NOT  THE BEST?』が元ネタだそうです。)

 

13文字の非常に短い言葉ですが、実際に唱えてみると、なんだかやる気が出てきませんか?

 

私は本書に出会ってから、この言葉によって今でも勇気づけられています。

「YouTubeを見て時間をつぶしている」

「やらなければならないことを後回しにしている」

などなど、こんな時は

「なぜベストを尽くさないのか」

こう唱えるだけで、「よし!やろう!」と決心がつき、行動に移せるのです。

 

私が大事だと思うのは、「ベストを尽くすのであって、完璧でなくていい」という考えです。

完璧を求めると、行動するのを躊躇して取り掛かりが悪くなります。

「完璧にできた」よりも、自分が目的に対して”ベストを尽くした”と自信を持って言えることの方が大事だと思います。

 

何気ない日常生活にこそベストを尽くせ
~天才 上田教授が尽くしたベスト~

『なぜベストを尽くさないのか』では、天才の上田教授が実際に尽くしたベストを、場面ごとに5章に分けて紹介されています。

 

章のタイトルは以下の通りです。

(い)食事中に尽くしたベスト

(ろ)睡眠中に尽くしたベスト

(は)通学中に尽くしたベスト

(に)入浴中に尽くしたベスト

(ほ)片思い中に尽くしたベスト

 

日常の睡眠から入浴・食事に至るまで、常に”ベスト”を尽くしていることが分かります。

紹介されている例は、余りに高度すぎて実戦は難しいですが、「いかなる時も”ベスト”を尽くすんだ」という姿勢や、「自分は本当に”ベスト”を尽くしているのだろうか?」と問いかける姿勢は見習うべきものがあると思います。

 

実際に紹介されている”ベスト”を2例紹介します。

 

 

 

魚をベストな状態で食べる

常に”ベスト”を尽くす漢の上田教授は、食べ方に留まらず、食材にもベストを見出します。

 

日々新しいベストを実践している上田教授が疑問に思ったのが、

「どうすれば最もベストな状態の魚を食べられるか?」です。

思考を凝らし、たどり着いた答えは、

「海に飛び込み、手づかみで捕まえた魚をそのまま食べる」です。

一般人であれば、

「魚市場で新鮮な魚を仕入れる」

程度しか思いつきませんが、さすが天才の上田教授、考えることが頭一つ抜けています。

 

尽くすべき”ベスト”が決まったら、行動あるのみです。

海にパンツ一丁で飛び込み、魚を手づかみで捕えます。

そして、ブルブルと振る魚に「ガブリ」と食いつきます。

「おいしい!」となるはずですが、ここは海の中。海水を大量に飲み込んでしまい、魚の味など分かりませでした。。。

 

結果は伴いませんでしたが、大事なのは誰も疑問に思わなかった問題に対して、ベストを考え、自分なりのベストを尽くす姿勢です。

結果がどうであれ、自分が納得するベストを尽くしたのです。

 

”くるぶし”のベストな洗い方

天才の上田教授は、入浴においても”ベスト”を尽くします。

使用するシャンプーの銘柄はもちろん、体を洗う水量や温度にまで”ベスト”を追求します。

 

本書で紹介されているのは、「”ベスト”なくるぶしの洗い方」。

”くるぶし”の洗い方?」足を念入りに洗うことはあれど、くるぶしを狙って洗うことは普通はないでしょう。そんなくるぶしに目をつけ、”ベスト”を尽くすとは、さすがは天才の上田教授です。

 

上田教授の”ベスト”なくるぶしの洗い方は、足の角度、両手の角度に至るまで、図を用いて分かりやすく紹介されているので、本書を読んで実践してみてはいかがでしょうか。(ビジュアルの美しさを追求しているので、銭湯での実践をお勧めしています)

 

いつも何も考えずに行っている入浴であっても、まだまだ”ベスト”を尽くすことはできるのです。

皆さんも、体の部位ごとに”ベスト”な洗い方を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

最後に~本を象徴する言葉~

最後に、私が思う本書を象徴する言葉を紹介します。

言わずもがな「なぜベストを尽くさないのか」です。

 

本書はギャグや小ネタが多いですが、常識にとらわれず、「本当に自分はベストを尽くしているのだろうか」という姿勢は、会社や学業に限らず、日常生活でも大事です。

 

私は、この本を作業机の見やすい位置に置いています。

『なぜベストを尽くさないのか』と書かれた背表紙と、上田教授の写真に励まされながら今日も自分の”ベスト”を尽くせるよう頑張っています。

本書はもちろん、「TRICK」も面白いのでぜひ見てください。