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軍事学が学べるおすすめの本の紹介『イラストで学ぶ!用兵思想入門』 

掲載日:2025/5/25

 

ファイル:David - Napoleon crossing the Alps - Malmaison1.jpgジャック=ルイ・ダヴィッド - histoire image: info pic, パブリック・ドメイン, リンクによる

 

こんにちは。ドムドムです。

今回はおすすめの本の紹介ですが、カテゴリがいつもとチョット違います。

 

紹介する本のカテゴリは、『軍事』です。

 

待ってください、軍事と聞いてすぐにブラウザバックしないでください(汗)

軍事に関する思想や軍事の歴史は、戦争のためだけに役立つのではありません。

 

「ビジネス」や「対人関係」に役立つことが多いのです。

 

実際に、戦略書として名高い「孫子の兵法」は多くのビジネスマンに読まれていますし、太平洋戦争での日本軍の失敗をまとめた「失敗の本質」は、会社経営者が読みべき指南書として紹介されています。

 

なぜ軍事学を学ぶべきなのか?

 

それは軍事学が、太古の昔から現在まで

「どうやって勝つか」を真剣に考えてきた究極の学問だからです。

 

「軍事(戦争)の歴史は人類の歴史」と言っても過言ではありません。

人類は太古の昔から、食べ物や領地、権力をめぐって争ってきました。

最初は小さな集団同士の争いが、規模が大きくなり国同士の争いになります。

関わる人も増え、戦争で負けると自分の命だけでなく、国家が滅亡することになります。

 

国家存亡を賭けた戦争はまさしく真剣に、

「どうやって勝つか」を考え続けてきた究極の実践的な学問なのです。

 

 

また、軍事学は古いだけが取り柄の学問でもありません。

 

戦争では、刻々と変化する情勢・周りの国との関係・兵器の進化にどう対応するかなど、常に状況を見極め、変化に対応する必要があります。

国の存亡を賭ける軍事学は常に、合理性・変化への対応が求められる学問なのです。

 

軍事学を知っていれば、

どうすれば変化する時代に対応できるか

組織の動かし方

ライバル企業に勝つための方法

などを実践的に学ぶことができるのです。

 

役に立つ軍事学が学べる、おすすめの本を今回は紹介します。

 

軍事学カテゴリの記念すべき1冊目は、どうやって兵を用いるかという「用兵思想」が学べる本です。

(軍事学の本は今後も紹介したいと思います)

 

 

 

 

こんにちは。ドムドムです。
読書と本の収集が趣味の、本が大好きな私が、
「面白い!」
「悩みや疑問と向き合えた!」
「新たな知識の扉が開いた!」
と感動したおすすめの本を紹介します。

 

 

 

 

 

紹介する本は、

『イラストで学ぶ!用兵思想入門 近世・近代編』です。

 

本の概要

・タイトル:イラストで学ぶ! 用兵思想入門 近世・近代編

・著者:田村 尚也

・ページ数:152ページ

 

 

 

 

◆目次◆

 

本書はタイトルの通り、軍事の基本である「用兵思想」について書かれた本で、イラストで簡単に用兵思想を学ぶことができます。

 

「イラストで学ぶ!用兵思想」シリーズは本書の他にも、

・現代編

・編制編

があります。(機会があれば、紹介します。)

 

今回紹介する近世・近代編では、

用兵思想の成り立ち

いかに発展・変化してきたか

戦争に絶対はあるのか

以上を、2人の戦争思想家から読み解いていきます。

 

 

用兵思想とは何か

 

そもそも、「用兵思想」とは何でしょうか?

 

「用兵思想」とは読んで字のごとく、

兵の用い方に関する思想のことです。

 

冒頭でお伝えした通り、軍事学は「どうやって勝つか」の学問です。

関わってくる分野も多岐に渡り、

・兵器

・兵站(物流)

・インフラ

・情報

・天候 などなど

ここで挙げたのは、ほんの1例で、勝つためには様々なことを考慮する必要があります。

 

軍事学は

戦争全体の計画や方針を決める「戦略」

どう戦うかを決める「戦術」

の大きく2つに分類されています。

 

兵の用い方である「用兵」は、どう戦うかを決める「戦術」の1つです。

 

用兵思想を学ぶ意味

数ある軍事学の中で、用兵思想を最初に紹介したのには、意味があります。

 

1つは軍事学の中でも役に立てやすいからです。

軍事学の中には、実際の戦争でしか役に立たなかったり、単なる雑学で終わってしまうものもあります。

 

用兵思想は、ビジネスマンのみならず今を生きる私たちの役に立ちます。

 

用兵と聞くと、戦争での陣形(隊形)のことを想像されるかもしれませんが、それだけではありません。

 

用兵思想には、

・戦争の構造

・軍隊の使い方

・どうやって組織内で目的・目標を共有するか

など、陣形以外の多くの項目が絡んできます。

 

部下を持つ上司、業績達成のために従業員を1つの目標に向かせる必要がある経営陣など、多くのビジネスマンに役立つこと間違いなしです。

 

 

2つ目は用兵思想が軍事初心者でもとっつきやすいからです。

軍事学が役立つからといきなり、「戦略」「戦術」といった抽象的な概念を学ぼうとしても、面白くないのではないでしょうか。

兵をどう用いるかという用兵思想は、「自分だったらどうするか」を想像しやすいと思います。

 

私は、ガンプラがキッカケで、高校の時に軍事に興味を持ちました。

特に、自分で部隊を指揮して戦う「シミュレーションゲーム」に熱中し、授業中はノートに地図を描いて、どうやって味方を動かすかをひたすら考えていました。

ガンダムの知識しかなかった私を虜にした用兵。ぜひ多くの人に知ってもらいたいです。

 

 

 

 

オリエント世界で誕生した用兵思想

ここから、用兵思想の歴史に入ります。

用兵思想は、軍事の歴史の中でどのように生まれ、発展してきたのでしょうか?

 

「用兵思想」が誕生したのは、紀元前26~25世紀の古代オリエント世界です。

紀元前26世紀というと、今から4600年前。日本では、縄文時代です。

 

古代オリエント世界とは、現在のイラク・イラン・トルコ・エジプトなどの西アジア、東地中海沿岸地域のことを指します。

オリエントとはラテン語で「太陽の昇るところ」。

ローマ(現在のイタリア)から見ると、東に位置するイラク・イランの方向から太陽が昇ってくるため、太陽が昇る東の地域を指してオリエントと呼ぶようになったそうです。

中国に対して東に位置する日本が、「日出ずる国(ひいずるくに)」と呼称していたのに似ていますね。

 

 

そんな、日出ずるオリエント世界。

人類の歴史で重要な場所だったのをご存じでしょうか?

 

歴史の授業で登場する「古代四大文明」の内、「メソポタミア文明」「エジプト文明」はオリエント世界で誕生しました。

 

古代文明は、少人数の部族で構成される集落から大勢の人が集まる都市になり、社会や文化が高度に発達した文明を指します。

 

人が集まり、都市間で交流するようになると、食べ物や領土をめぐって戦争が起こります。

文明が栄えたオリエント世界で、戦争のための用兵思想が生まれたのは必然かもしれません。

 

人類最初の用兵思想は密集陣形?

オリエント世界で誕生した「用兵思想」とは、どのようなものだったのでしょうか?

 

最初の用兵思想は、陣形に関するものでした。

 

それは、多数の兵士が密集する「方陣」と呼ばれる四角い陣形です。

この密集陣形が人類史上、最も古い用兵思想です。

 

オリエント世界で誕生した密集陣形である「方陣」がギリシアに伝えられ、有名な「ファランクス」になりました。

ファランクスのイラスト

 

ファランクスは、横10数人×縦深10数人の約100人で構成され、前の兵士が倒れると後ろの兵士が交代します。

盾を持った兵士が密集しているので、機動力は低いですが、防御力・攻撃力に優れていました。

 

 

 

 

エパメイノンダスが編み出した、「重点」の形成

密集陣形「ファランクス」を生み出したギリシア世界で、新たな用兵思想をもつ人物が現れます。

 

ギリシアにたくさんあった都市国家の1つ、テーバイの指導者「エパメイノンダス」です。

File:Epam1.jpg
Public Domain, Link

エパメイノンダス(紀元前420?~紀元前362)

 

エパメイノンダスは、ギリシアにたくさんある都市国家テーバイの指導者で、当時最強のスパルタと戦争をしていました。

(スパルタはスパルタ教育の元になった、苛烈な方法で最強の戦士を育てた都市国家の1つです)

 

スパルタとの運命を決める決戦「レウクトラの戦い」で、

エパメイノンダスは「戦力の重点」を形成して、スパルタ軍に勝利します。

 

「戦力の重点の形成」とは、

戦力を均等に配備するのではなく、重要な場所に戦力を集中させることです。

 

レウクトラの戦いでは、スパルタ軍もテーバイ軍も同盟を結んでいた都市と一緒に、連合軍を組んで戦いました。

エパメイノンダスはスパルタを倒せば、他の同盟国は撤退すると考え、スパルタの正面に縦深50列ものファランクスを形成します。

 

他の箇所は戦力が少なく縦深が薄くなりますが、目標をスパルタに絞って戦力を集中したのです。。

縦深50列という、絶え間なく次の兵士が出てくるテーバイ軍に、最強戦士スパルタ軍は敗北します。

 

「最も重要なところに集中する」

 

考えれば当たり前ですが、負ければ死を意味する戦争において、常識を破る陣形で挑んだエパメイノンダスの覚悟は相当たるものだったと思います。

戦力を1つに集中すると、他のところが薄く弱くなってしまいます。

相手も弱いところを突くことを考えるので、「捨てるところはキッパリ捨てる」勇気ある決断だったのではないでしょうか。

 

「最も重要なところに集中して、他は捨てる」

 

戦争に限らず、仕事や会社・国家経営においても重要な考えです。

・限りある人員で売り上げ目標を達成する

・資金を必要なところに回す

・1日の業務を割り振る など

時間、人員、資源が無限にあれば、やりたいこと全てが出来ますが、世の中のモノは有限です。

エパメイノンダスが目標をスパルタに絞ったように、不要なところはキッパリ捨て、重点を探すのは日々を生きる上で必要なことだと思います。

 

 

 

 

二人の戦争思想家

「戦力の重点」を考えたエパメイノンダスから時代は移って、ナポレオンが活躍した18世紀。

用兵思想を語る上で欠かすことのできない、2人の戦争思想家が誕生します。

 

 

「戦争には不変の法則がある」と考える「ジョミニ」

「戦争に絶対はない」と考える「クラウゼヴィッツ」

 

同じ時代を生きながら、考え方は正反対な2人ですが、共にナポイントの影響を受けているところに、ナポレオンの偉大さが表れているように感じます。

 

そんな、ナポイントから影響を受けた2人の考えを見てみましょう。

 

ジョミニ:戦争には「不変の法則」がある

File:Jomini Antoine-Henri.jpgBy Workshop of George Dawe - http://www.museum.ru/1812/Persons/RUSS/, Public Domain, Link

アントワーヌ=アンリ・ジョミニ(1779~1869)

 

アントワーヌ=アンリ・ジョミニ(1779~1869)は、ナポレオン戦争にフランス軍として参加しますが、上司と折り合いが悪かったようで、ロシア軍の軍事顧問になります。

 

ナポレオン戦争に参加する傍ら軍事学の研究を進め、カエサル、フリードリヒ大王、ナポレオンなどの戦いから、勝つための不変の法則を見出します。

研究をまとめた数多くの著作を発表しますが、最も有名なのが「戦争概論」です。

 

戦争概論は、「どうすれば戦争に勝てるのか」が書かれたハウツー本です。

 

後の時代、アメリカ南北戦争で南軍・北軍の将軍が「右手に剣、左手に『戦争概論』を携えて戦った」と言われるほど、世界各国の軍人に影響を与えました。

 

戦争概論には「4つの勝つための法則」が書かれています。

 

■ジョミニの「勝つための法則」とは
  1. 軍の主力を、戦争舞台の決勝点に、または可能の限り敵の後方連絡線に向け、自己自身と妥協することなく、戦略的移動により、継続的に投入すること。
  2. わが兵力の大部を以て、敵の個々部隊と交戦するよう機動をおこなうこと。
  3. 戦場においては、部隊主力を決勝点か、または打倒することの最重要な敵線の一部に向け投入すること。
  4. これら主力は、単に決勝点に向け投入されるだけでなく、しかるべき時期に十分な力で戦えるように措置しておくこと。

ジョミニ著 佐藤徳太郎訳『戦争概論』P66(中公文庫)より引用

 

難しい言葉が並んでいますが、

「十分な戦力をしかるべき時に、戦いを決定する場所に投入しろ!」

ということです。

 

過去の偉大な軍人を研究し、ナポレオンの戦術を”生”で見てきたジェミニだからこそ、「戦争に勝つための不変の法則」に至れたのではないでしょうか。

 

ジェミニの勝つための法則は、各国の軍隊に影響を与え、現在のアメリカ陸軍の教義にも使われています。

 

 

 

 

クラウゼヴィッツ:戦争に「絶対はない」

Clausewitz.jpgWilhelm Wach - 不明, パブリック・ドメイン, リンクによる

カール・フォン・クラウゼヴィッツ(1780~1831)

 

戦争には「不変の法則」があると考えたジョミニとは反対に、「戦争に絶対はない」と考えたのがクラウゼヴィッツです。

 

クラウゼヴィッツは、ナポレオン戦争にプロイセン軍として参加したこともある、軍事学を研究する戦争思想家です。

 

クラウゼヴィッツの戦争思想をまとめたものが「戦争論」です。

 

戦争論とは、「戦争とは何か」を考察した本です。

 

戦争論は、同時代の哲学者ヘーゲルが唱えた「弁証法的」な分析で戦争とは何かについて書かれており、「戦争そのものを考察した『哲学書』」とも呼ばれています。

 

「戦争とは相手を徹底的に打倒すること」だとするテーゼ(命題)と、「実際の戦争は政治的・社会的な制約を受ける」とするアンチテーゼ(反対命題)

この矛盾をアウフヘーベン(止揚)することで、ジンテーゼ(統合された命題)を導きだそうとしています。

 

難しいですが、

理想の戦争と、実際に起こる戦争の矛盾から、戦争とは何かを考察しているのが「戦争論」です。

私も和訳本を持っているのですが、難解で1ページも読んでいません(笑)

 

 

哲学者ヘーゲルの提唱した弁証法はこちらの記事で書いているので、参考までに。

難解な「弁証法」が分かる本の紹介記事

free-books-ch.com

 

哲学書とも称される戦争論ですが、戦争の定義をハッキリさせた重要な本です。

 

「戦争は他の手段をもってする、政治の延長である」

 

クラウゼヴィッツは、戦争をただの武力行使ではなく、政治意図を達成する方法の一つであると定義したのです。

 

 

また、クラウゼヴィッツは戦争論で「戦争に絶対はない」と提唱しています。

 

なぜクラウゼヴィッツは戦争に絶対はないと考えたのでしょうか?

 

それは、戦争は不確定要素だらけで、入力値で答えが決まる数式とは異なると考えていたからです。

 

クラウゼヴィッツは戦争の不確定要素として、

  1. 部隊の士気や感情といった「精神的な要素」
  2. こちらの動きに対して敵がどう動くか分からない「敵との相互作用」
  3. 情報の不確実性

の3つを挙げています。

 

情報の不確実性とは、

偵察では見えない敵や障害、天候の急変などのことであり「戦場の霧」と呼称しています。

これの不確定要素が指揮官の意思決定や、部隊の行動に与える影響を「摩擦」という概念にまとめました。

 

 

実際の戦争は、ゲームやシミュレーションと違って、部隊すべての状況や天候・地形が分かるわけではありません。

「戦場の霧(不確実性)が支配し、「摩擦(想定外の事態)」が起こるのが戦争なのです。

 

 

 

 

戦場の霧を低減する「委任戦術」

「戦場の霧」による不測の事態にはどうすれば対処できるのでしょうか?

(問題にどう対応するかを考えるのも、学問の面白いところです。)

 

ビスマルクと共にドイツ統一を成し遂げた、用兵思想家”モルトケ”は「委任戦術」で摩擦(不測の事態)の低減を考えました。

 

ビスマルクによる華麗なるドイツ統一は、こちらの記事で紹介しています。

ビスマルク、タレーラン、ドゴールから学ぶ、外交術

free-books-ch.com

 

File:Helmuth Karl Bernhard von Moltke Günther BNF Gallica.jpgBy Carl Günther - This file comes from Gallica Digital Library and is available under the digital ID btv1b530287293/f1, Public Domain, Link

ヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケ(1800~1891)

 

モルトケがドイツ統一戦争をした19世紀は、鉄道の誕生によって戦場が広範に渡り、不確実性が増え、「摩擦(想定外の事態)」の影響が大きくなりました。

戦場が広いため、部隊同士で連絡を取るのも難しく、毎回本部に命令を仰ぐわけにはいきません。

 

モルトケは早くから、1人の指揮官が戦場のすべての状況を理解するのも、変化する戦況の中で迅速に命令をするのも無理だと考えていました。

そんな中、モルトケが採用した用兵思想が、「委任戦術」です。

 

 

「委任戦術」とは、

企図と目標を部下に伝え、実行する方法は任せる用兵思想です。

 

委任戦術の反対は、

企図と目標のみならず、移動方法・日時など細かいところまで指揮官が決める、「命令統制」です。

 

全てのことを細かく決めれば、計画通りであればスムーズに進みます。

しかし、不測の事態が起こった際に、どうすればいいか分からずその都度、指揮官に判断を仰ぐ必要があり、変化する戦場で後手に回る可能性があります。

想定外の事態=摩擦が起こる環境での対応力が低かったのです。

 

企図と目標だけ伝えて、方法を任せる「委任戦術」であれば、

不測の事態が発生しても、目標と企図を逸脱しない程度に部下が自分で判断して、行動することができます。

 

ここで重要なのは、「なんでも部下に任せればいい」というわけでないことです。

 

目指すべき目標と、なぜその目標を選んだのかという企図がハッキリしていることが大切です。

目標や企図の認識が指揮官と部下で異なっていると、委任戦術は役に立ちません。

 

委任戦術は、現代のアメリカ軍でも重要視されている用兵思想です。

 

部下がいる上司や、会社の経営陣も委任戦術から学ぶことは多いと思います。

部下に仕事の指示をする場合、方法まで含めたすべてのことを指示していると、部下が考える能力が付きませんし、教えてないことは毎回聞いてくることになります。

会社経営にしても、毎回細かい指示をするのではなく、向かうべき方向をしっかりと共有して、適宜に進捗を共有するのがいいと思います。

 

二度の大戦、そして現在へ

モルトケの死後、第一次世界大戦、第二次世界大戦と激動の時代の中、用兵思想は更に発展し、現代に至ります。

 

第一次世界大戦、第二次世界大戦の用兵思想は、現代編で紹介します。

 

 

 

 

最後に

 

ここまで、軍事学の1つ「用兵思想」について紹介してきました。

 

最後に、用兵思想に限らず軍事学を学ぶ上で大切だと思うことをお伝えします。

「どうすれば、自分にとっての智慧にできるか考えよう」です。

 

何も考えずに軍事の思想を学んでも、ただの雑学や趣味で終わってしまいます。

せっかく時間を使って少しでも自分の智慧にするように学んでいるのですから、「こんなところで使えるな」と考えたり、自分の経験と照らし合わせたり、「この考えはこういうところで使える」など自分に当てはめて、学んでみてはいかがでしょうか。

 

「用兵思想」の他にも役立つ軍事学はたくさんあります。

少しずつ紹介していくので、お楽しみに。